タクシーの運転手さんの中には、外国人の方が結構利用するので、英語ができるようになりたいなと思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
タクシードライバーとして少しでも英語を話せたほうが、外国人の乗客とのコミュニケーションが円滑に進むでしょう。
ここではタクシーの運転手さんに特化した英語・英会話の情報を集めました。
今はコロナ感染でいろいろ厳しい状況ですが、コロナ感染が落ち着けば、再び多くの外国人が日本に来るのは確実です。
その時に備え、この期間にぜひ英会話を学習していただけたらと思います。
外国人とのコミュニケーションでお困りのタクシーの運転手さんが多いかと思いますので、少しでもお役に立てば幸いです。
タクシードライバーにおすすめの英語の本
タクシーの運転手さんにおすすめの本をご紹介します。
30歳高卒タクシードライバーがゼロから英語をマスターした方法
なんといっても一番のおすすめはこちら
中山哲成さんという現役タクシー運転手さんが“英語ペラペラ”高卒タクシードライバーになるまでの英語学習法を書いたもの。
TOEICの点数や資格試験にとらわれず、スピーキングに特化して学習していった様子がわかります。
これは接客にかかかわるインバウンド業界の方にとってとても参考になると思います。
キクタン接客英会話【交通編】
次におすすめなのが、キクタン接客英会話【交通編】です。
こちらはaudible版もあり、通常は2,500円ですが、audibleの無料体験特典でキクタン接客英会話【交通編】を無料で入手できます。
まずは、audible版を無料で入手して、タクシーのところを完璧に言えるようにしましょう。
海外からのお客様を英語で案内・応対するための表現集
こちらはかなり太い400ページ近い本で、インバウンド関係の英会話がたくさん載っており、タクシーの運転手さんのための表現もたくさん載っています。
また、こちらの本のいい点は、
- お金の支払いに特化した英会話
- 日本文化・日本の生活
- 各地の観光地を紹介する英会話
- 他初対面の人との会話
などタクシーの中で世間話をするのに便利な英語表現もたくさん載っている点です。
そのため、この1冊をマスターすれば、外国人といろいろ世間話の会話ができるようになります。
その他のタクシー英会話が学べる書籍
デイビッド・セイン先生のCD付 デイビッド・セインのデイリースピーキング これで安心!交通機関の接客英会話
キンドルの読み放題で読める
があります。
これらの書籍を利用したおすすめ勉強法
① 上で紹介した書籍のCDや音声をタクシー関係のところだけを何度も聞けるようにして、お客さんが乗っていないときは、それを流しておきましょう。
② 休憩時間など車をどこかに停めているときなどに、その部分の英語を書籍でしっかり理解し、声に出して音読しましょう。
③ 最後に、聞こえてくる英語をシャドーイングしてみましょう。シャドーイングとは、聞こえてくる英語を何も見ないで、同時か少し遅れて同じように発話することです。これができるようになったら、かなり英語が口から出てくるようになります。
タクシーに特化した英語が学べるオンラインスクール
なんといっても産経オンライン英会話をおすすめします。
タクシーに特化したコース(45レッスン)があります。

4回の無料体験レッスンのほか、2,640円のお試しプランがあります。
また、こちらのいいところはひとつのアカウントでご家族5⼈までサブアカウントを設定し、ご家族でコインを共有することができることです。お子さまも追加料金なしで、お子さまも英会話を習えます。
つまり、毎日1日1回のレッスンで1か月6,380円で、家族全員が英会話レッスンを受けられるということです。月曜日はお父さん、火曜日はお兄ちゃん、水曜日はお母さんというように日替わりで英会話レッスンを受けられます。
すごいいいシステムですね。

タクシーに特化した英語が学べるYouTube動画
YouTubeで学習できるタクシーに特化した英会話動画をご紹介します。
タクシーの運転手さんのための英会話
こちらの動画はクイックレスポンスとシャドーイングでタクシーに特化した英会話を体得していく動画です。
クイックレスポンスとシャドーイングは両方とも通訳学校でよくやる練習法です。
こちらの動画の詳しい学習方法はタクシーの運転手さんのための接客英語【クイックレスポンスとシャドーイングで学習】をご覧ください。
現役のタクシードライバーさんの動画
現役のタクシードライバーさんの英語です。
英語の表現がちょっと?というところもありますが、現場で実際に使っている英語なので、参考になります。
TSTiE(タスティー)「英語による東京観光タクシー」
TSTiE(タスティー)とはTokyo Sightseeing Taxi in English、すなわち「英語による東京観光タクシー」を表し、TSTiEドライバーとは豊富な東京観光の知識と高い英語力を保有した、東京ハイヤータクシー協会認定のタクシードライバーのことを指します。
TSTiE(タスティー)の資格を持っているドライバーは英語での観光案内を直接お客様に行います。
TSTiE認定制度は東京都内で稼働するタクシーやハイヤーなどの事業主が加盟している東京ハイヤータクシー協会が認定している資格です。
平成28年度からは東京都が実施する構造改革特区法にて「地域限定特例通訳案内士」の認定制度が始まり、TSTiEドライバー兼、地域限定特例通訳案内士が誕生しました。
東京観光タクシー認定ドライバーが東京都地域限定特例通訳案内士の資格を取得する(あるいは、東京都地域限定特例通訳案内士が東京観光タクシードライバー認定研修に出る)ことによりTSTiE(タスティー)の資格が付与されます。
なお、東京都地域限定特例通訳案内士認定研修の資格はかなりユニークで都内タクシードライバー(法人・個人)または都内ハイヤー会社に勤務するハイヤードライバーでTOEIC600点相当の語学力を有する者となっています。
TSTiE(タスティー)は高い英会話力と東京観光の知識を有したドライバーであることを認めるもので、300名の養成を目標として掲げています。
元英会話講師の方の記事とても参考になります。
ぜひ、挑戦してみましょう。
タクシー求人情報
まとめ
英語とタクシードライバーという仕事は実はかなり関係が深いのですね。
外国人にとって、ある意味民間のガイドさんの役割があると思います。
ご自分に合った方法で英会話を学習してください。
特に、タクシーに特化した教材を使って学習できる産経オンライン英会話スクールは今なら無料体験が4回できます。30秒でお申し込みができますので、ぜひ、一度試してみましょう。ご家族みんなで英会話のレッスンを!!
お申込みは下記の公式ページから
また、タクシー運転手の方の英会話セミナーの開催のご希望がありましたら、お問合せください。
インバウンドを専門に研究している大学の教員で、観光庁の「観光人材のインバウンド対応能力強化の研修会」の認定1級講師で、英語の通訳ガイドの資格を持っています。